【津市】爽やかな新緑の中をハイキング!標高819mの「経ヶ峰」に登ってきました!
日中の気温が20度前後のとても過ごしやすいこの時期は、キャンプなどのアウトドアと同様、ハイキングにも適した時期です。
津市の安濃町・芸濃町・美里町にまたがる山、「経ヶ峰」は標高819mの比較的登りやすい山としても知られていますよね。
子連れでも登れるのか、登山初心者でも本当に登れるのか、子供を連れて登ってみました!
登山ルートは8つ!
津市のホームページによると、経ヶ峰の山頂までのルートは以下の8つあります。
・山出ルート
・平尾ルート
・高座原ルート
・宍倉ルート
・三郷ルート
・細野ルート
・平木ルート
・芸濃笹子ルート
今回は、子連れでも比較的登りやすいと聞いていた「平尾ルート」から登ってみることにしました。
車で行く場合
車で行く場合、ふもとにある比佐豆知菅原神社(ひさずちすがわらじんじゃ)の角を曲がって登山口の方へ行きます(登山口方面への看板があります)。
山道を進んでいくと登山口スタート地点に、車約10台ほどが停められる駐車場があります。
いっぱいだと停められないので、ふもとの神社に停めて行っている登山者もいらっしゃいました。
ただし、神社の場所から登山口までは徒歩で約40分ほどかかるのだとか。
今回は子供(幼稚園児と小学校低学年)を連れていたので、できるだけ歩く距離を短くしたく登山口あたりまで車で行ってみると、運よく登山口の駐車場に停められました!
登山スタート!
午前9時半ごろに登山口から登山スタート!
比較的登りやすい、と聞いていましたがスタートから結構な勾配が続きます。
登り始めると横にきれいな沢が。
流れる音に癒されながら登ります。夏には沢山の沢蟹が見られるとか。
この辺りはまだ舗装された道です。
しばらく歩くと右に曲がるポイントに。
ここから道は舗装されていない道へと変わります。
木の根っこやゴロゴロした石が落ちており、気を付けて歩く必要があります。
スタートから約1時間30分で「700m」地点に到着。
あと100mほど!
時々なだらかな道が現れることもありました。
途中何度か休憩を取りながら登りました。
「ようこそ山頂へ!」の看板
急に目の前に現れた「ようこそ山頂へ!」の看板!
山頂!と喜んでいたのもつかの間、ここからがなかなかの急勾配でした。
この看板から右に進むと休憩所、左に進むと展望台、との案内版があったので迷わず左に進みました。
登山道の中で一番きつい場所でしたがなんとか登りきりました!
ちなみに下山時は休憩所の方から帰ってきましたが、こちらの道の方がなだらかでした。
少し遠回りになるかもしれませんが、なだらかな方が安心、という方は休憩所の方から山頂の展望台を目指しても良いかもしれません。
山頂!
約2時間後の11時半ごろに到着。
山頂は360度のパノラマ展望!!
青山高原が見えたり伊勢湾が望めたり、ととにかく絶景!
疲れも吹き飛びます。
山頂にはいくつかベンチやテーブルがあり、お弁当を食べることもできます。
座って食べられる芝生スペースもあるので、シートを広げてお弁当を食べている人もいましたよ。
気持ちの良い空気と絶景を目の前にすると、お弁当の味も格別です!
休憩所へ
トイレは山頂の展望台下にもありますが、休憩所にもあるとのことだったので行ってみることに。
建物の中で休むことができます。
テントを張ってらっしゃる方もいました。
下山
登りの時に急勾配が続いていたので、予想はしていましたが下山もなかなか大変でした。
滑りそうになることもあるため、長い木の棒を拾って杖代わりにしてゆっくり下っていきました。
まとめ
登りも下りもだいたい2時間程度。
子供の足でも2時間程度で行くことができました。
急勾配ではありましたが、幼稚園児の足でもしっかり上ることができたので、初心者の方にも登りやすい山と言えますね。
何よりも山頂についた時の達成感は子供にとっても大きな経験になります。
子連れで山登りに挑戦したい!という方におすすめですよ。
ただし、819mの比較的初心者向けの山、とは言われていますがどんな山も山であることは変わりありません。
毎年様々な山で遭難者が出ていますので、しっかりと下調べと準備をしたうえで登りましょう!
津市内の学校の校歌にも出てくる「経ヶ峰」。
この新緑の美しい季節にハイキングに行ってみてはいかがでしょうか。