【津市】見頃は4月中旬まで! 桜と共に楽しめるもう1つの春の花「ミツマタ群生地」を訪れました♪
春の代表的なお花と言えば桜ですが、桜と一緒に楽しめるもう1つの春の花・ミツマタの群生地が津市美杉町にあります。時期は少しずつ違いますが「竹原の淡墨桜」や「三多気の桜」などと一緒に楽しむこともできますよ♪ 2024年3月31日に訪れた様子をお伝えします。
「ミツマタ」とは?
「ミツマタ」とはジンチョウゲ科のミツマタ属の落葉性の低木。三つ又に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせることから「ミツマタ」というのだそうです。また、「ミツマタ」の皮は和紙の原料として用いられるのだそう。
津市美杉町石名原にある「ミツマタ群生地」は、昭和30年頃に山林の多目的利用のため植えられたのが始まりだそうです。森の樹齢は約70年で、ミツマタが群生している面積は約1.5haもあるのだとか! ミツマタの見頃は例年3月中旬から4月中旬で今がまさに見頃です。
幻想的な写真が撮れる映えスポット!
大人の身長より少し高いくらいのミツマタは、目線の先で花を楽しめるのも特徴の一つ。角度によってはまるでおとぎの国のような幻想的な写真が撮れますよ。
※写真はすべて2024年3月31日に撮影したものです。
展望台からの眺め
駐車場から徒歩約20分の場所にある展望台からはミツマタの群生の様子が一望できます。
上から眺めると全体的には黄色というより白っぽく見えました。写真はほんの一部。とても1枚の写真には収まりきらない広い範囲にミツマタが群生していましたよ~。
遊歩道には所々切り株があり、座って写真を撮ることもできます。
ミツマタに囲まれた遊歩道もあります。
駐車場とトイレについて
美杉にあるミツマタの群生地に行くには、ふもとにある駐車場2カ所を利用して徒歩で行きましょう。
- 伊勢地地域住民センター(ミツマタの群生地まで約1.3キロ)
- ミツマタ群生地見学者用の臨時駐車場(ミツマタの群生地まで約1キロ)
道路を挟んだ向かい側の「堀井モータース」前もミツマタの開花期間中は無料で利用できます。
詳しい地図は津市の公式ホームページをご確認ください。電車を使ってレンタサイクルをして行く方法もあるようですよ~。
トイレは臨時駐車場側から約500mのぼったところに仮設のものがありました。(※設置期間は3月初旬から5月中旬)
道はずっと上り坂
ミツマタの群生地までの道は臨時駐車場側からはずっと上り坂でした。
麓の民家前はアスファルトですが、どんどんと山道になり、滑りやすい場所もありました。普通のスニーカーでも十分登れる程度ですが、履きなれた歩きやすい靴で行くことをお勧めします。参考までに、小学生を連れてトイレに寄りながらゆっくりと登って、臨時駐車場側から展望台まで約20分でした。(※家族全員普段履いているスニーカーで行きました。)ぜひ津市の春を楽しみに足を運んでみて下さいね!
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